店主のみなさんは一人で何役もこなされていて、非常に忙しい。
売り場づくりについても知りたい学びたいと思っているが、その手立てがわからない。
そんな方々が必要だと思うところに寄り添いお手伝いさせていただけたらと考えています。
idea(イデア)では、店主の価値観と感性を基にVMDのセオリーを活用して構築していきます。
小さなお店に視覚コミュニケーションのある売り場をつくりましょう。
これまで、百貨店・スポーツブランド・アパレル・洋菓子ブランド・テーマパークなど、大手の売場づくりに携わってきました。
これらの基となるのは、VMDという売場づくりの仕組みです。
ご来店のお客様が手に取ってみたくなる・お店の人に話を聞きたくなる・ゆっくり滞在したくなる心地よさが、また来たいお店へと繋がると考えています。
こうした環境づくりは、街の小さなお店にこそ必要と感じてVMDの手法をお裾分けしたいと思います。
人々の購買の価値観が変わってきたと感じています。シックリくる、心地いい、継続的に愛用できるなど、流されたり追うではなく自分の価値観を軸として、じっくりもの選びをすることが多くなってきたように思います。
一方で、ものによっては利便性の理由からwebでの購入の機会も増えてきました。
しかし、リアル店舗でなければ体験できない経験があり、自身の価値観を軸にもの選びをする人たちにとって、直接自分の目で見て、手に取り、店主とコミュニケーションを取る中でじっくりと選んだものは、とても満足度の高いものとなるでしょう。
コミュニケーションとは、言葉によるものだけではありません。
視覚的コミュニケーションというアプローチもあり、言葉で伝えきれない世界観などを伝えることもできます。
集客としての動線は、まずSNSなどからの視覚コミュニケーションをとられていることでしょう。
それがキッカケでご来店いただいたお客様には、リアル店舗での視覚コミュニケーション=売場づくりがとても重要になってきますし、そこを疎かにしてほしくないのです。
小さなお店こそ、店主の想いや商品に対してのこだわり、店主の独自性(Style)がお客様に伝わる売場をつくっていただきたいと考えています。
リトアニアリネンを扱う小さな専門店。直接現地で買付、小ロット生産でオリジナルリネンの企画製造も行う。
長年リトアニアに足を運ぶ中で生産者との絆が育まれ、そこからの出会いからリトアニアの手仕事の職人技を伝えようと友人たちの雑貨も取り扱うようになる。
ヒアリングの時間は、2時間半〜3時間。
価値観や商品について、いろんな角度からじっくりとお話しを伺います。
今回のご依頼は、雑貨コーナーの展開。
1)ヒアリング内容の確認
ヒアリングした内容を基にマインドマップを作成させて頂きます。
それを見ながら内容や方向性をすり合わせていきます。
2)コンセプト提案
『暮らしの中にあたりまえにある』
(特別ではなく)リトアニアリネンを普通の生活の中に根付かせたいという思いを軸に、経年変化を楽しめる長く愛されるモノを届ける。
デザインプラン&実施
(商品分類・ゾーニング・全体プラン)
『暮らしの中にあたりまえにある』
自身の暮らしの中に落とし込んだ時のシーンが想像できる日常性とワクワクを感じる非日常性。
売り場のフレーム(土台)づくり
ゾーニング、ディスプレイスポットの設定。什器レイアウトと陳列方法の設定などのフレームづくり。購買行動につながる商品レイアウトの設定と商品量の設定など商品の住所と番地づくり。
フォローアップ
年間の演出・販売計画やシーズンイベントを共に企画し、セットアップをお手伝いしてフレッシュな売り場を保つ。重点販売商品の設定から購買行動への動線づくりと振り返り。